二ヶ月ぶりの山歩きは釜石・鵜住居にある御在所山に出かけました。
存在を知ったのは、IBCラジオの「
いわての山トレッキングガイド」のCMからでした。
本放送を聞き逃して、どんな山?と気になったんです。
当時、検索してみたら、登山道がないようで、実際地形図にもそれらしきものが見当たらない。
でも、中腹あたりに東北電力の鉄塔があるので、鉄塔管理道を使えば登れるはずだと計画してました。
それが、確かラグビーの話題がチラリと出てたから、去年あたりの計画で、
今年になって10月になってようやく実行に移しました。
行ってみると鵜住居駅手前の川沿いに鉄塔管理道入口があるのだけど、付近に駐車スペースが見当たらない。
そこで東側手前の野球場付近に車を止めてと思ったら、そこから御在所山方向に延びる道がある。
進んでいくとどん詰まりは砂防ダム。
その手前に沢沿いに進む作業道への分岐があり、進んでみると倒木で通れない。
車をデポして、作業道を歩いていくかと、地形図を確認すると、谷から尾根に上がるのは急傾斜できつそう。
それよりも尾根沿いに回り込んだ方が楽そうに思えて、東側の尾根に乗っかった。
木々の間からは、釜石鵜住居復興スタジアムがちらりと見えました。

尾根を上がっていくと、沢沿いの道を誰かが歩いているようで、時々熊鈴の音が聞こえる。
もしやあの作業道が登山道なのか?と頭に浮かんだけど、かなり歩いてるので戻る気はなかった。
どうせ行先は同じだから、出会ったら聞いて、帰りに通ればいいやと、そのまま先に進む。
鉄塔のある稜線に出ると、比較的なだらか。

赤松が増えて、もしかしてマツタケが・・・と期待するも見つけられなかった。
鉄塔ではかなりの展望。

鵜住居側がよく見えました。

まばらな建物が復興途中を感じさせます。

景色を堪能したら、山頂へ・・・・ 踏み跡はあるけど、マーカーは見当たらないと進む。
と、行く手を阻む岩塊が、

二階建てくらいかなと、よいさと登ってみたら展望がよかった。
両石湾方向に展望がありました。

景色を眺めるのに夢中になり、靴紐がほどけてるのに気づかず、踏んづけて危うく落ちそうになりました。
松の木があってセーフ、皆さんご注意を・・・
岩を通過すれば、あとは危険はないなと思ってたら、足元にマムシが2匹

マムシってなかなか逃げないし、柄も木の枝と似てるし、紛らわしいんです。
一匹はトレッキングポールで避けたけど、もう一匹は見失い、どこに行ったかわからず、
慎重に一歩ずつ進んで通過。
そんなこんなで山頂到着。

残念ながら山頂プレートは朽ち果ててました。
後に○○町内会とあったので、何かの行事で登山した時に建てたものだろうと推測。
そうすると行事に使われる山だから、登山道があるに違いないと見まわしたけど、
踏み跡らしきものは見当たらない。
そのうち鹿の鳴き声と、そのあと爆竹の音。なんだろう?と思いつつとりあえず登頂記念

のんびり展望昼食をして、立ち上がったら目の前に山頂表示

記念に撮って、戻ります。
マムシのいた辺りは慎重に下りて、大きな岩塊のところは、岩の北側に巻くようなルートがあって
苦労せずに鉄塔到着。
そういえば、熊鈴を付けてた人は?と思い出しましたが、出会わないところを見ると
登山ではなかったかと、ちょっとがっかり。
鉄塔管理道が登山道になっていて、沢から上がれるところがあるのではないかと考えていて、
それならば鉄塔管理道を行けば、車を停めた作業道に出れると思っていたのだけど、
あてが外れました。
とりあえず、鉄塔管理道がどこに通じていいるのかわからないので来たルートを引き返しました。
とっとこ下りてると、途中、大声で何かを指示してる声が向かいの尾根方向で聞こえました。
ありゃ、何かの作業か?車を作業道の真ん中に止めたけど、邪魔になってるかも?
と、スピードアップで下って、無事に、車到着。

ここで、作業道をまっすぐ行った正面に鉄塔が見え、「あれ?もしやこの作業道、鉄塔管理道の一部?」
と頭に浮かび、そうすればこれが登山道になってるのではないかと考えた。
帰ってからその登山道の情報はないかと調べると、ヤマレコに情報があって、
(みなさん19年の年末~20年の年始に登ってらっしゃる。どうやらラジオの影響か?)読んでみるとルートはバラバラだけど、どうも鉄塔管理道を登山道と設定されてるみたいです。
ちなみにマーカーなどはコース上にはありませんでした。
そんなこんなの山歩きログ

歩行距離は3.8kmぐらい、行動時間は3時間20分ほどでした。
そのうちちゃんと登山道をあるかねば、と思う次第であります。
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- 2020/10/23(金) 18:53:27|
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