一枚だけある棚田の向こうには残雪のある焼石岳。

こんなに遠望がきく日は山の上から眺めないともったいない。
山歩きの準備をしてなかったから、タオルと飲み物・おやつを持って近場の展望のいい山へ。
と、先週登り損ねた権現堂山に向かった。

地形図によると「通行止め」とある林道の終点付近から登山道へ出られるルートがあると考えました。
そんな風に考えたのは、数年前に登った時、そちらの方からの踏み跡を見かけて、
後から地形図をみたら、どこかに出るとすれば林道の終点辺りだし、公民館そばにある案内図も、

山頂まで一本径に書かれてるから、そういうルートがあるんだなと思い込んでいた。
と、いうことで林道をテクテク。

どこかに取り付きのマーキングがあるはずと探しながら行ったのですが、
工事の測量や、境界線のマーキングばかりで、山歩きに使われてるようなものはないし、
林道から伸びる踏み跡も見つからない。
とりあえず終点付近に行けば見つかるだろうと進むのですが、一行に終点にならない。
おまけに左手に尾根があるはずが開けたところに出て、林道はさらに東に伸びてました。
さすがにこれは違うなと、今度は地形を見ながら戻りました。
と、背後で何かの物音が。

ああ、そうか。こっちにルートがあると化かされていたか・・・
そう納得した正体はこれ。

なんだ、お仲間だったか。と見送られました。
そんなわけで、地形を見ながらこの辺からあがれば、登山道に出ると尾根にあがると、
尾根沿いに土塁があり、所々に松が植えられてました。
これに沿っていけば登山道にでるのでは?とエッサホイサ。
ところがだんだん東にそれていき、ピーク手前で土塁が終わり、ピークには松の木。
東に逸れた感じがしてるし、踏み跡もないしと、結局登山道を行くのが正解かと
分岐まで戻って、登り直しすることにしました。
ちなみに登ったのは、

「石鳥谷町町有林」の看板がある尾根。
ここからは登りづらいので、ちょっと進んだ斜面から登れます。
と、わざわざ書いてる謎は後編に続く。
というか山行記録に続く。
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- 2019/06/10(月) 20:37:34|
- 権現堂山
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