天気予報で三連休は最強寒波襲来の上、雪マークが付いていた。
そんなものだから、三連休は家でのんびり温々過ごす予定を立てていたのですが、
土曜日は緊急修理の依頼から休日出勤。
思ったよりも雪は降らなかったけど、朝出した水道が昼間に凍ってたくらい寒い日でした。
寒いのは寒いけど、おいら的にはいつもの冬にようやくなった。ぐらいの気持ちでした。
あくる日曜日のんびり起きてみたら、意外に青空バッチシ。
おまけにそんなに寒くない。予想外の天候でありました。
そんな時に頭に浮かんだのは三週間前の『朝島山』へ朝島大権現から挑んだ事。
時間切れで戻ったのが、ずっと心に引っかかっていたんです。
また挑戦してみようと思い立ち、家を出発。
大ケ生から朝島山の東側に回り込もうと車を走らせたのですが・・・・
大ケ生に入ると、意外と雪が無い。
ふと、これなら峠まで行ければ鬼ヶ瀬山も登れるんじゃない?と思ってしまいました。
乙部三山で、冬期に歩いたことがないのは鬼ヶ瀬山だけなので、そのまま峠に向かいました。

いつものように稲荷大明神にご挨拶して上がります。
積雪はそれほどなくて、気にもしないで林の中を上がって行きました。

楽勝と思われたのは、鉄塔下に出るまでで、

その後は積雪たっぷり。

おいらの後ろに道はできる。であります。
鉄塔管理道は長靴ギリギリの積雪をズボズボ歩いたら、足が結構冷えてきて、
薄い靴下履いてきたのは失敗だったなと反省。
でも、上半身は日差しがあって風もないものだから、暑いくらい。
帽子を取って、手袋を軍手に変えて、タオルを首に巻いて、エッサホイサと上がって行きました。
鉄塔管理道から、林に入ると笹藪。

この日、履いてたのは撥水加工がしてあるけど、薄手のズボン。
そのまま藪こぎすると笹に積もってる雪がズボンにあたり、これまた結構冷たい。
トレッキングポールで、笹についてる雪払いをしながら、一歩一歩進んでると、突然、後ろから声。
まさか登ってくる人がいるとは思ってなかったから、びっくり。
挨拶を交わすと、途中で手袋落としてましたよと話されて、確かめてみるとポケットにない。
おいらは鉄塔経由で大回りしてきたけど、単独行の方はショートカットして上がってきたので、
足跡の方向が違うから出会うとは思ってなかったらしく、拾ってこなくてすみませんと謝られてしまいました。
ここから先は私が先行しますと、前を進んでもらいました。

おいらと違って完全冬山仕様なので、雪など気にせずスタスタ。
おいらの前に道ができたのはいいのですが、この頃には足に疲れが出て、おいらはヨタヨタ。
完全に置いていかれました。
鬼ヶ瀬山の山頂で追いついて言葉を交わしたあと、おいらが景色を撮ってる間に
単独行の方はさらに西側の展望地に行ってしまいました。
おいらは登頂記念を2枚撮影。


そのあと三角点にご挨拶と掘り出そうと思ったら、微妙に位置がわからない。
雪を足で蹴飛ばしながら掘ってみたら、硬いものを発見。
それは金属の境界杭だったんですが、それを思わず手で雪を払ってしまい、これが大失敗。
しばらくすると軍手についた雪が溶けて濡れてきて冷たい。
掘り出す前に諦めました。
体が冷えてきたので、木々の間からの展望を見ながらエッサホイサと戻ります。
鉄塔のところで展望を眺めて、

途中、ショートカットしようかどうか悩んだところで手袋回収。

この場所、獣道らしく多くの小動物がご利用の様子。
ここから尾根に上がればと悩んだけど、藪で服がビリビリになりそうなのでやめたんです。
そうか、写真を撮る時に落としたのかと納得。
管理道をショートカットする途中で、再び単独行の方に追いつかれ抜かれてしまいました。

鉄塔下で展望を眺めて

そのあとは二人並んで下って、稲荷大明神に報告してゴール。
帰り支度をしながら話を伺うと、網張や八幡平に出かけるそうで、おいらと違って冬山はベテランなようでした。
なるほど雪を気にせずスタスタ行くのも納得であります。
GPSログ

歩行距離は4.7km、行動時間は3時間ちょっとでした。
春先は蕨を収穫しながら2時間ちょっとぐらいですから、一時間ほど余計にかかりました。
そんな日曜日を過ごして、祝日の月曜日。
寒波襲来のニュースがテレビで流れる部屋の窓の外、

のんびり柿の実をつついてる鳥がいるくらい穏やかであります。
寒波襲来に身構えてたおいら、拍子抜けの3連休でした。
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- 2019/02/11(月) 15:10:54|
- 朝島山・鬼ヶ瀬山・黒森山(乙部三山)
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