咳き込みながら朝を迎えた日曜日、ちょっと寒いなと起きたら鼻水ズルズル。
こりゃ、風邪かと思いながら、ラジオをつけた。
ラジオでは「岩手の山トレッキングガイド」で、この間、紫波町で開かれたトークショーの放送していた。
「山であった人に街であっても、服装が違うからわからない」という話題があって、
おいらは普段の格好でも登ってるから、どこで会ってもわかるだろうなぁと、
思いつつ、トークショーを聞いてたことが頭に浮かぶ。
トークショーでは紫波町の山がメインの話題。
その中で遠野の山が話に出て、それが登ったことがなかったから気になりました。
その山は胴具足山。地形図を見ると山頂近くまで道がありました。
雪解けを待って行こうと思っていたのですが、このところ急速に雪が溶けたから、
そろそろどうなの?と、風邪薬を飲んで、咳と鼻水が治まったのをいいことに、下見にと出かけた。
車を走らせて遠野市宮守町達曽部の長崎地区。
目指す林道の入口は除雪の影響で雪が溶けずに残っていて、車は入れない。

けれどその先はすっかり雪解け。
これなら来週には行けるかもと思ったものの、入口に気になる看板。

入山禁止の看板。
理由は「山菜等の採取禁止」によるもの、ということなので、
それなら山菜などが出る前なら、怒られることはないだろうと、このまま登ってみることにした。
林道に入ってみると車が通れそうなのは、耕作地の横を通るあたりまで。

そのあとは道が荒れ気味、ずっと行くと雨掘れがあるので、この辺に停めた方がいいでしょう。
地形図を眺めた時、林道がかなり長いので、行けるところまで車でと考えてましたが、
雪が溶けてもこれでは無理だなと歩いてました。
林道は沢に沿って作られていて、胴具足山方向は結構な急傾斜。

林道が使えないなら、直登でと思っていたんだけど、流石にちょっときつそう。
どこか傾斜が緩やかな取り付き場所を探しながら歩くんですが、行けども行けど急傾斜。
とちゅう左手に「武市記念林」の碑があって、

すぐ先が大きく雨掘れ。車高の高い四駆でここまで来れても、その先は行けません。
道が細いので方向変換が難しいから、来てしまったら大変だろうな。
なんてことを考えながら、一休み。
その時に飲み物も準備してこなかったことに気づく。
ついでにGPSロガーの電源を入れてなかったことも・・・・
どうやら風邪気味だったせいか、ボーッとしていたらしい。
反省しながら、さらに進んでいくとちょっと開けた場所。

斜面も緩やかだしと取り付いてみたら、作業道跡があって

これを使えばと辿ってみたら、すぐ先で崩落。
結局そのまま斜面を直登。

エッサホイサと上がって林道に出て

林道沿いに上がるか、直登するかちょいと悩んで、
山頂まで距離がなさそうに思えて、直登。
が、緩斜面になったら、雪が緩んでて踏み抜き多数。
結構時間がかかって、頂上到着。

登頂記念は山頂プレートで

山頂プレートのマークから三等三角点だから、どこかに石柱の三角点があると考えて、
足探りで探してみたけれど、見つからない。
がっかりして目線をあげたら、そこにも山頂プレート。

こっちでも登頂記念を撮って、やっぱりこの辺だと探すも、土に埋もれてるのか発見できず・・・・
残念とあきらめて、林道方向に下ります。
なるべく傾斜が緩やかなところを降りていくと、登ってきた広場付近に出て、
林道を戻り、無事、車に到着。

GPSログ

行動距離は推定4.5kmぐらい、行動時間は写真データのタイムスタンプから推察して、1時間45分ほど。
山歩きして、体が芯から温まったせいか調子がよく、風邪の症状は治まったまま。
こりゃ、治ったと思ってブログを書いたら、夜中に咳が出てぶり返す。
次の日は寝不足の朝を迎えてしまいました。
油断大敵であります。
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- 2018/03/21(水) 12:14:21|
- 胴具足山
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