この日、目指したのはこの山。
花巻の黒森山です。
麓から見ると大きな木が山頂にあるのがわかります。
印象的な木で気になります。
山頂には神社があったそうなので、ご神木では?と予想をつけて目指しました。
阿部陽子さんの「里山スケッチ」が参考資料であります。
鉄塔監視路の表示が入り口にある林道に入り、そのまま走ること約600m。
倒木が道をふさいでました。ここからテクテク歩き始めます。
参考資料には「左側の沢の流れが右に流れを移す地点で右の斜面に取り付く」とあって、
左手の沢を見ながら進みます。
で、ここ。
ピンクのテープがあるところを写真の右手に入ります。
そのまま戻るように巻いていくと何となく踏み跡らしきものが見えてきて、
しばらく上がると道の跡だとわかりました。
たどりながら登っていくと、ほぼ直登で、だんだん急登。
道がわかりづらくなったところで、藪が薄いから、どこを歩いても上を目指せばいいんだとばかり、
左手にある斜面が緩やかそうだと、左に巻きつつ上がりました。
やがて見えてきたのは杉の大木。
直径は1.5mぐらいで、堂々とした枝振りでした。
全体がカメラに入りきれないほどの大木で、
高さも相当あるんだけど、ここは斜面の途中。
山頂はもうちょっと上で、ここから見ると斜面の上にある分、
山頂にある杉の方が高く見える。
すると麓から見える大きな木はこれでないのか? もっと大きな木が?
と、ヨイショコラショと登って神社の跡到着。
鳥居はなんとか建っていたものの、お堂は朽ち果ててしまっていました。
杉の木は直径1mほどの大木が何本か・・・・
どれだろうと見上げながら頂上へと進みます。
杉の林を抜けたちょっとした広場に三角点がありました。
記念写真を撮って
そばの石碑を確認
『黒森山御神』とありましたから、ご神体かと・・・・
拝んで帰ります。
山頂をウロウロしながら、大木を探しますが、山頂には突き抜けて大きい木は無くて、
だいたい同じくらいの木の高さ。
はて、これはどういうことだ。と思いながら下ります。
あの麓から見える木は・・・
と大きな謎を残しながら、車に到着。
記録は旅レコのもので、歩行距離は、2.3km 時間は1時間20分程の山歩きでした。
帰ってから、参考文献を読むと、
麓から印象的に見える木は、山頂直下にあるあの杉の大木だそうで、
それを頭に入れて、写真をトリミングして確認すると、山頂の神社付近は右の奥に見えていて、
あの杉の大木は手前にあり、まわりに大きな木がないから、かなり大きく印象的に見えることに気がついた。
謎が解けてスッキリであります。
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- 2015/04/28(火) 21:26:28|
- 黒森山(花巻)
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