この日の天気予報は曇りマーク。日本海側から低気圧が迫ってました。
が、降水確率は0%で、風がなければ山歩きと考えてました。
朝、起きてみると、青空が見える。崩れて来る前にと、テンションアップで車を走らせます。
目的地は正面の山。

花巻温泉のすぐ後ろにある山です。
なんでここに目をつけたかといいますと、この時期登山口近くに駐車スペースがあるのと、
ルートがはっきりしている山を考えて、思い浮かべたのは、堂ヶ沢山・万寿山。
でも、何回か登ってるし、その近辺で登れそうな山はないかな?
と、地形図を眺めていたら、その間にある山の山頂に鳥居のマークがあるのに気がつきました。
ついでに参道らしき道路も載っている。
と、言うことは、麓にある神社が拝殿で、山頂は奥宮だろうと考えて、参拝の山歩きと思い立ちました。
駐車スペースは麓の羽山神社にでもと考えていたんですが、
羽山神社は、水を汲みに来る人たちがたくさんいて、駐車スペースは満杯。
で、手前の駐車スペースになんとか停めて、まずは拝殿にお参り。

水を汲んでいた人の話によると、ここから山頂には右手にある石碑の脇から上がるそうで、
確かに歩いた跡がありました。
おいらは花巻温泉病院の向かいにある林道から上がりました。

この時期、除雪の雪が入口を塞いでいて、乗り越えるのがたいへんでした。
林に入ったら、雪が締まっていて、足首ほどしか沈まず、
せっかくスノーシューを担いできたのに、ちょっとがっかり。
が、そんな状態はずっと続かず、北側に回り込むようになっていくと

長靴スレスレまで沈み込むようになり、スノーシューの出番であります。
恐る恐るでしたが、雪にそれほど沈み込まず、藪もないものだから、引っ掛けて膝をひねる恐れもなく、非常に快適。
ひさびさに雪を楽しむことができました。
エッサホイサと登っていくと、山頂にはNHKの中継局。

祠はその右手の奥にありました。

早速お参りをして、この山の名前がわかりました。

『
台羽山』であります。
と、この写真を撮る前に、ポケットに入れたはずのカメラが見当たらないことに気づき、大焦り。
ちょっと前に撮影したからと、撮った地点まで戻り、雪に紛れたかと山頂をウロウロ。
他のポケット、もしやウェストバックかとひっくり返してみてもない。
もしかして、スノーシューで蹴っ飛ばして、離れた所に・・・ と範囲を広げて捜索。
20分ぐらい探し回っても見つからず、もしや狐にでも化かされたかとも思い始めていたら、
ウェアの裾からカメラのストラップがチョロリと出ているのに気づく。
どうやらポケットのファスナーを開けて入れたつもりが、
ベンチレーションのファスナーを開けて、ウェアの中に入れたみたい。
お騒がせしましたと祠にご挨拶して戻る途中、「地下ケーブルあり」の看板を見かけ、
「そっか、斜面がかり払われてるのはそのためか」と帰りはその斜面を下ることにしました。

が、これは大失敗でありました。
途中から急斜面。
恐る恐る下りたら、雪崩みたいになって、一気にズルリ・・・
幸いにもトレッキングポールが支えになって、2mほどで止まり
事なきを得ましたが、冷や汗ものでありました。
そのあと、林の中を突っ切って林道に出て、
ところどころショートカットしたり、展望の良さそうな尾根に出て
みたりと、スノーシューを楽しみながら下りました。

歩行距離は、往復で約3.5km。歩行時間は2時間ほど。羽山神社拝礼含むであります。
このあと、干支に関する山にと向かうのでありますが、それはまた整理してから。
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- 2014/02/02(日) 20:02:20|
- 台羽山・万寿山・六郎山
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