あの日、プールで潜水競争をしていて、水を払う為に顔を上げたとき、何か光ったような気がして、西の空を眺めた。
ドーンという大きな音。
それまで青空だったところに、雲が広がってそれが下の方に伸びていった。
何だろう? としばらくポカンとしていた。
その情景が記憶にしっかり残っている。
それが何かわかったのは、次の日だった。
『全日空機雫石衝突事故』1971年7月30日、旅客機と自衛隊機との空中衝突事故です。
そのことを思い出したのは昨日、つまり7月30日、事故の日です。
階段は550段

さほどきつくはないけど、登り口には杖が準備されていました。
蝉の声を聞きながら、山頂にトコトコあがります。
供養に来ていた人達と挨拶しながらすれ違いました。
そして、静かに合掌。

慰霊碑に深々と頭を下げ、ご冥福を祈ります。
慰霊堂でもご冥福を祈り

航空安全祈念の碑の前で、おいらも安全を祈願。

ここは「
慰霊の森」
全日空機雫石衝突事故の墜落現場です。
この事故で162名の方がお亡くなりになりました。
今回、おいらは慰霊の念を込めてしっかりと合掌させていただきました。
不謹慎な話ですが・・・・
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- 2010/07/31(土) 17:58:28|
- 散策
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最近の山歩きで、熊さんにニアミスしている。
いづれも実際に見てるわけではないが、気配はしっかり感じ取っている。
最初は仙人峠。
この時は潜んでいたのに気がつかなくて、いきなり逃げ去ったのにビックリしましたが、後から考えると熊さんの方がよっぽど驚いたでしょうね。
なにせ、熊鈴鳴らして通り過ぎたと、やり過ごしてホッとしたところに、いきなり近くでパンと柏手をうたれたんですもん。
おいらだったら、腰を抜かしてしまう状況であります。
次は、その翌日の石上山。
登山口付近、道の脇に杉林と雑木林が交互にあるんですが、トコトコ歩いていると雑木林の方からガサゴソ動いてる音がします。
熊鈴をカラカラ鳴らしてるんだけど気にしてる様子がないから、きっと近くの人が何かの作業してるんだろうと、そのままトコトコと音のする横を通りすぎた。5.6mぐらいしか離れてない所をである。
で、ちょっと離れたところで、足下に咲いてたこの花を撮影して・・・

立ち上がった時に、熊鈴が大きくカランカラン♪
途端に枝がバキバキバキンと折れる音。一瞬静まって、ガサガサと動き回る音。
えっ、何? 人があんな音させる?と思ったら、振り向く余裕もなく逃げます。ダッシュ!-=≡ヘ(* - -)ノ
二つ目の鳥居のあたりまで来て振り返ると何もありません。
ホッとしながら状況を考えます。
多分なんですが、熊さんが木に登って、桑か何かの実を食べていたんでは?
食べるのに夢中でおいらが通り過ぎたのに気づかず、大きく鳴った熊鈴にびっくりして木から落ちたのでは?
そんな想像をしましたが、怖くて確かめれず、帰りは熊鈴を手で振って大きな音を出しながら通り過ぎました。
この出来事のおかげか、登る途中で変にバテバテになったのはブログに書きました。
三度目は氷上山。
岩手放送のラジオで、アナウンサーの菊池さんが、「熊は臭いので付近にいるとわかる」と言う話をされていて、
ほっつぎあるきさんからも「何日も風呂に入ってないような匂いがするらしい」と聞かされていました。
が、前の二回ともそんな匂いにはまったく気がつかず。おいらって鈍いのかと思ってました。
祈祷ヶ原まできた時、それまで嗅いだことのない匂いが一瞬鼻を過ぎります。
何かな?と思いましたが、一瞬のこと、気にせずカラン・カランのペタン・パタンと踊りながら進んでいくと「登奈孝志荘」が見えました。
先に周りの花を撮って、「登奈孝志荘」に近づくと、かすかですがさっきの匂いが、またします。
ドアが開いてるので、誰かがいるのかと、「すみませ~ん」と声をかけながら近づきます。

右に水場の案内があるのがわかるでしょうか?
タオルを振り回しながら通り過ぎた途端、案内の後ろの林からパキパキと枝を折りながら奥に走り去る音。
背後で聞いたもんだから飛び上がりました。
いや、正確には状況がわからず、固まってしまいました。
「うわぁ」と思って気持ちは飛び上がったのですが、体が動かないってのが正直なところ。
へんな話ですが「ああ、熊か」と思ったら動けました。
たぶん熊さん、逃げるチャンスをうかがっていたんでしょう。
へんな踊りをしながら近づいてくる人間が背中を向けたんで、今だとばかりに走り去る。
そんな状況ではなかったんでしょうか?
ちなみに熊さんの匂い、なんとも表現がしづらいのですが、動物的な匂いでした。
山の中で嗅いだら、すぐわかるでしょう。
思えば、熊のほうが人間を怖がっているんでしょうね。
そう思えば、あまり怖くありません。
急に出くわすことを避ければ、大丈夫かと・・・
でも、4度目はありませんように。( ̄人 ̄)オ・ネ・ガ・イ♪
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- 2010/07/28(水) 21:53:28|
- 登山関連
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体をくねらせ鈴を鳴らしながら、時々ステップを踏み腕を大きく揺らす様は、何か踊ってるように見えるに違いない。
さんさ踊りでも習っていればもっと格好良かっただろうに。
そんな事を思いながら、前へ前へと進んでいく。
事の起こりは・・・・
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- 2010/07/25(日) 19:22:42|
- 氷上山
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暑いときは海がいいよねぇ。潮の香りに波の音。
ちょっと焼肉の匂いがあって、冷たいビールをゴクゴク。
って運転あるからお茶で我慢。
ついでに「目の保養」をちょいと・・・ (
*^^
*ゞ
何をしてたのかは、後日報告・・・
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- 2010/07/25(日) 18:43:01|
- 日常
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去年に続いて「
酒買地蔵尊」のお祭りに出かけた。
やはりお酒好きのおいらとしては、お参りせねば・・・・
ちなみに去年の記事はこちら。←クリックで飛びます。
しっかりお参りしてお札をいただきました。これで安心して飲めます。(笑)

でも、地蔵尊の縁起とお札に書かれてる文字からすると、酒飲みにはあまり関係してないような・・・f^_^;
とにもかくにも祭りは楽しまなきゃ。
ベアレン(ビール)と五枚橋(ワイン)の出店に寄って、コップ片手に威勢のいい御輿を眺める。
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VPS子供神輿も花を添えてた。

コンサートやフラダンスのイベントもありましたが、今日は酔いと暑さに負けて退散。
調子に乗って飲みすぎました。``r(^^;)ポリポリ
来年は涼しい夜に行こうかなぁ。ε=ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ テクテク
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- 2010/07/24(土) 16:28:26|
- 盛岡のお祭り
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やはり海の日は海に行かなきゃ。と言うわけで、ほっつぎあるきさんと海に出かけた。
山談義・花談義をしながら、テクテク。
途中、熊苺をパクリ!

葉っぱが同じ木なのに二種類という知識を一緒に仕入れる。
木もお腹が空いたようで・・・

岩をパクリ! ちなみに赤文字で「火の用心」と書いてありました。
植物に詳しいほっつぎあるきさんと歩いていると、やはり目の配り方が違います。
道の脇にある植物、林の中なども見ておられました。
いろいろ聞いたものの、覚えきれずメモ帳持ってくればと、後悔。
潮騒と磯の香りがする林を抜けてやってきましたトドヶ崎。

今日は海の日に合わせて灯台の一般公開があると言う事で、やはり多くの人が訪れています。
今年は点灯60年目の記念すべき年。
入り口で、今日トドヶ崎まで来たと言う「足跡証明書」をいただき、中に入ると灯台に関するいろんな展示物がたくさんありました。
一通り眺めて、なんだか同じ所をグルグル回っているような階段をヨイショヨイショと33m程上がる。
下を覗くと・・・

高っ!ちょっとビビル。
海の安全を守るのはこれ。

ここから光が「ガビーン」と発せられるのだ。
間近で見るとさすがにデカイ。
グルリと見渡して下り、昼食タイム。
食べながら、記念撮影をしてないのに気づいて、あわてて撮影。

ちょっとピンボケはご愛嬌。
船が出て行くのに気がついて・・・

灯台下の洞窟を確認。さっぱ船観光の目玉なのかも。
やっぱり気になるのは咲いてる花

ほっつぎあるきさん、撮影中。
いろいろ観察しながら歩きます。
帰りは、ちょこっと絶景を見て…

トコトコ下りて、浜辺で2人で「水切り」をする。
おいらは、自分がイメージしてたより上手く出来なくて、こんなはずでは・・・ (-。-;)
ちょっとがっかりしながら、来た道を戻ると、ヒールのあるサンダルで灯台まで来た女性たちと一緒になる。
ほっつぎあるきさんと「よくくじけず歩いたものだ」と感心しながら、ゴール。

今回の
山行 じゃなかった、海岸歩きで植物の調べ方の手掛かりを教わりました。
そのうち役立てねば。f^_^;
トドヶ崎灯台までは片道1時間ほど。最初にちょっと登りがあるだけです。
整備されてるので、サンダルでも大丈夫ですが、距離があるので(3.8kmほど)歩きやすい底の硬い靴、推奨です。
帰りは魚菜市場に立ち寄る。
見つけたのはコレ。

「
さめの身」酢味噌で食べるのだそうな。おいらは食べるのにはちょっと勇気が必要か。(笑)
牛乳ビンに入った生ウニがそれぞれ値段にばらつきがあって、どこが違うんだろうと思ってたら賞味期限が違ってました。
取れた日が違うんですね。納得であります。
実はウニ好きのおいら、安く買うチャンスでありましたが、どうしようか悩んで、昨日のユニバースでの値段を思い出し、ついでに買い物券がある事も思いだし、利用すれば○○○円でという、緻密な計算をして(せこいとも言いますが・・・)今、買わなくてもとひかえます。
んじゃ、ホヤを・・・ と思ったら、今日は市場が休みで入荷がないとのこと。
結局、おいらは買い物せずにお魚市場を後にする。
帰り道に岩手山の歩いてないコースの情報を仕入れる。
おいらとしては覚悟を決めてから、歩かなければならないようです。
お別れの時「これ、お土産にしてください」とほっつぎあるきさんからのサプライズ!!
生ウニいただきました。(^人^)感謝♪
ウニ好きのおいらは遠慮なくいただきます。
やっぱり返してと言われたら、ダッシュで逃げるでしょう。ダッシュ!-=≡ヘ(* - -)ノ
その位のテンションで周りに誰もいなかったら腹踊りもするところでしたが、さすがにちょっと控えてお別れ。
楽しんだ一日でした。ほっつぎあるきさん、お付き合いありがとうございました。
勉強もさせていただきました。また、ご一緒しましょう!
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- 2010/07/19(月) 22:37:33|
- トドヶ崎・トド山
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今日はサイクリングに出かけた。
Kacchiさんから気になるコメントをいただいたので、ちょいと確認しようと中津川沿いを上流に。
梅雨明けなので、水遊びする家族連れを横目に走ります。

快調だったのはこの辺まで、ここからは上り坂が続きます。
ギヤを落として、必死に漕ぎますが、足の回転数を上げても、それほど前に進みません。
ちょっと舗装路からそれて、林道に入ったらもういけません。
立ち漕ぎしても歩くのとあまり変わらないスピードに。
漕ぐのをあきらめて、自転車をふぅふぅ言いながら押して上がって、一息ついて・・・

今度は刈り払いされてる斜面をトコトコ上がります。
ちょうど一年前ほど前、ここ
二ツ森山へは、西側斜面から登り、ピークの真ん中辺りに赤い印の棒があってここが山頂で展望もない山だなと思っていたのですが、今回登ったら北側斜面は刈り払いされていて、展望が開けてました。

山頂プレートと三角点もしっかり確認。

ほっつぎあるきさんのブログで、山頂プレートがあるのを知って、見逃したと思っていたのですが、これはKacchiさんが倒れていたのを付け直したんだそうです。
それにしても去年見た時とは、山頂が違って見えます。
もしかしたらおいら、違うピークを山頂と勘違いしたのかも。
せっかく来たのだからと林道をゼーハー言いながらペダルを漕いで登り、綱取トンネルの上にある展望地で一休み。

ここからは一気に下り。
舗装路をバビューンと水道橋まで。いやはや気分爽快であります。
やはり自転車は下りが最高!(笑)
2時間ほどのサイクリングを楽しみました。
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- 2010/07/18(日) 18:12:47|
- 散策
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ノロキ山は、紫波三山縦走コースの毒ヶ森と南昌山の中間にあるピークの事だと知ったのはつい最近の事。
貰ってきた地図に載っていて「あそこだったのかぁ」と疑問が解けた。
山歩きを始めたのは一年ほど前から。
それまでまったく気にしてなかったが、ある日稲荷街道から雫石に抜ける道路の十字路に「賢治が愛したのろぎ山」と看板があるのに目が止まった。
ずっとあったはずなのだけど、興味がないと目に入らないものなんですねぇ。人間て不思議です。(笑)
看板にはそこから4kmとあったので、雫石広域農道を雫石方向に進んで、何か案内がと探してあったのがこの案内板。

この案内板によるとこの近辺の山としか書いてない。
そこからグルリと見渡すと目につくのは赤林山。
それで赤林山の事をいってるのかと当時は思っていた。
それが「ノロキ山」としてちゃんと地図に載っていた。
じっと眺めていたら、これは直接登れるんじゃないの?とそんな疑問が湧き起こりました。
これは行って確かめて見なければ・・・
南昌第一トンネルの南側の林道を入ります。

北の沢林道と名前がありました。ちなみにこの写真は帰りに撮影。
一番近いのは最初のヘアピンカーブになっているところ。
沢になっていて砂防ダムがありました。

宮沢賢治は「北の沢に入って、石を採取した」とあったので、この沢沿いに上がれば尾根近くまで上がれるはずと考えました。
が、一つめの砂防ダムを越え、二つめの砂防ダムになんとかとりついて登ったら、水が満々と溜まってました。
両側ガケで歩けません。迂回も考えたんですが、急登の藪漕ぎになります。

ここを越えさえすれば、なんとかなりそうですが、ここはボートでもなければちょっと無理でしょう。
宮沢賢治がいた頃はおそらく砂防ダムがなくて上まで登れたのでしょうね。
どうにか違うルートをと見回してたら、もうトンボが飛んでいた。

もう夏ですね。そういえばラジオで梅雨明けしたと放送してたっけ。
この場所はすごすごと引き下がって、林道をちょっと進んでみました。
地図では縦走路の側まで行けるはずですが、すぐ先で藪に阻まれました。

右側に藪こぎした跡がありましたが、あまりにも藪が厚くて、おいらはすぐ撤退。
やっぱり登山道意外は無理でした。で、せっかくここまで来たから、大滝を見学。
案内板の脇から歩道に沿って下りていきます。

清涼感をたっぷり味わいました。
帰りに某スポーツ店に寄って、山の小物をお買い物。
レジで顔見知りの店員さんに「あれ?山登りするんですね」と声をかけられた。
いろいろ話してみると、最近は秋田駒に登ったとの事。
そのうちご一緒しましょ。と言われたものの、健脚ではないおいら、それまでにもっと足を鍛えておかなければ。
女の子の前でバテバテの姿は見せたくないですもん。(*^^*ゞ
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- 2010/07/18(日) 11:29:22|
- ノロキ山
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五穀豊穣・繁栄・平和を祈願する神事です。
くれぐれも
そこはお間違えないように・・・・ (⌒^⌒)bうふっ
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- 2010/07/17(土) 21:09:35|
- 盛岡のお祭り
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遠野三山に奉納酒を納めに廻って、早池峰山が最後だった。
小田越えから上がったのだけど、やっぱり本来は参道になってる馬留登山口から上がるべきでは?
と、心に残っていた。
馬留登山口から、又一の滝から薬師堂を通って横通りを抜けて小田越えに出て、早池峰に登るのが本来の参道。
実際、地図の行政区分を見ると参道に沿って、早池峰山が遠野の山になっている。
小田越えから上がると、登山道から東側はもう宮古。早池峰剣ヶ峰は宮古の山。
河原坊は花巻市の登山口で、山頂に来てようやく遠野。
花巻と宮古の間に遠野が分け入ってる感じである。
そんなウンチクはちょいと置いといて、ここしばらく遠野の山を歩いていて、今シーズンはまだ薬師岳に登っていないのに気がついた。同じ遠野の山、ここはやっぱり登っておかないと。
今は交通規制がかかってる時期なのでシャトルバスの時刻表の確認をする。
時間に余裕がありそうなので、早池峰山にも少し登って、ウスユキソウも見てこようかなぁ。
と、思っていたら、ぼんいぢさんのブログ
「山歩き、大好き」に薬師岳に登った記事が書かれていたのを見つけた。
馬留登山口から登って、横通りを抜けて下りて来る記事だ。
おまけにコースの発想「遠野三山なわけだから、遠野の登山口の 馬留め から歩いてこその完登。」もおいらと似てる。
これにちょっと感化されて、遠野口・馬留登山口からの薬師岳登山に出かけたのでありました。
あ、けっして小田越登山口までのシャトルバス代をケチって計画した訳ではありません。(;^_^A アセアセ…
その馬留登山口に着いたのは、9時前でした。軽くストレッチして歩き出したのは9時10分頃。
登山口から遠野で一番の名瀑「又一の滝」までは遊歩道の雰囲気。
滝川を眺めながらトコトコ歩いていたら、釣り人の方とすれ違いましたが、釣果はなんとなく聞けず、ご挨拶だけ。
途中、「又一の岩戸」の前を通過。

だんだん水音が大きくなってきてやってきました「又一の滝」

見事であります。しばらく眺めて、脇にあるお堂にお参り。中にはカッパさんが鎮座してました。
滝を後にして上がって行くと、足下に立派なキノコが3本。

ちょうど下ってきた人と、これって食べれますかね。としばらくキノコ談義する。
おいらはあまり詳しくないので、収穫はあきらめた。
ローズの香りがするきのこはよく知ってますが・・・(謎)
少し上がると横通りとの分岐。おいらは薬師岳へと進みます。
木々の間から「又一の滝」が上から眺めれました。
その上で滝川を渡ると急登が待ってました。笹藪の間を縫うように上がって行きます。
時々笹をつかんでヨイコラショ。重力とお友達のおいらは、ペースダウン。
標高1300m付近でようやく緩やかになって一息つきます。
この辺から薬師岳の山頂がと見上げますが、曇ってきていて見えません。
出発したときはうっすら青空だったのに。
雨が降らなきゃいいなぁ。なんて思いながら登っていると徐々に樹林が低くなってきて、トンネルが続きます。

最近腰を痛めてるおいら、屈んで歩くのが辛かったこと。
おまけに通り抜けたと立ったら、枝にザックが引っかかってひっくり返りそうになりました。
おいらにとって意外と危険な道でありました。
そんなこんなで悪戦苦闘しながら、ようやく山頂が見えてきました。

雲の中にあるのか、ガスで見え隠れ。
山頂まではハイマツの間を抜けたり、岩を這い上がったりして登ります。
こんな天気なんで展望は期待してませんでしたが・・・

向の早池峰山がしっかり見えて、おおっ。おまけに中岳のあたりにぽっかりと岩手山。

実は、薬師岳から岩手山が見えるとは知りませんでした。早池峰山も薬師岳も何度か登ってるんですが、晴れていても遠くが雲だったりして遠望がききませんでした。
今年になってどちらも岩手山が拝めるとは… 奉納酒の効き目でしょうか?
山頂で昼食をとって、小田越に下ります。横通コースに行くには、小田越山荘経由のコースが近道なのですが、やっぱり、ヒカリゴケを見て行かないと。

ちゃんと光ってるように見えますかねぇ?
写真では伝わらない美しさですね。興味のある人は見に行ってください。
小田越まで下りると多くの人がバスを待っていました。

ウスユキソウを見に行こうかと思いましたが、戻ることを考えると余裕がありません。
バスの運行状況を確認して、横通りコースに向かいます。
テクテク歩いて小田越山荘。ちょっと覗いてみます。

中は広くて、一人じゃとっても寂しい雰囲気。でも、ここでいろんな人と酒盛りしたら楽しいだろうなぁ。
こんなこと思うのは、男のロマンでありましょうか?
水場で銀の柄杓を確認して、横通りとの分岐、どんな感じだろうと進みます。
おいらはだんだん標高を下げて、薬師岳を回り込んでと思ってましたが、徐々に標高が上がっていきます。
登り返すのかい!っと突っ込みを入れながら歩きます。
何度か沢越えをして1300m付近まであがり、アップダウンをしながら、薬師岳を巻く形のコースでした。
途中にあった「なんとか岩」

表示があるのですが、半壊してて判別つかず・・・ 千岩かな?
木々の間から見える山々、咲いてる花を見ながらのんびりと歩きます。
これが思ったより意外と長く続いて、薬師岳を回り込む頃、「こうもり岩」に遭遇。

なんで「こうもり岩」なのか、形?コウモリが住んでる?と思いながら観察したがわからぬまま。
この辺からゆっくり標高も下がってきて、周りの雰囲気も違ってきたなぁと思ってると薬師堂。

シースルーのドアから薬師さんの石碑が見えました。外から拝礼して、下り始める。
ここからだんだん標高を下げていきます。
しばらく歩くと「不動の滝」の表示。沢の音の方向に行ってみると・・・

ここでしょうか? もしかすると別な場所?
悩みながら、登山道に戻ってテクテク下ります。
沢を二つほど渡って・・・

ロープがあるのですが、滑りやすいです。
ようやく又一の滝が見えてきました。

朝歩いた道と合流。
滝の前で一休み。
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VPSせっかくなので音も楽しんでください。
後はとことこ歩いて、無事下山。馬留登山口に16時10分着。
馬留登山口、標高約710mぐらいから、薬師岳山頂1644.9mまで、約3時間。
山頂から小田越経由で約3時間半。昼食30分で7時間の山行でした。
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- 2010/07/12(月) 07:29:03|
- 薬師岳
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