(-。-) ボソッ

日常をボソッとつぶやいてます。

雲の上まで片道切符

片道分の切符を買って、バスに乗り込みます。
ハヤチネシャトルバス
このところ暑い日が続いていたから、涼しい山の中をゆっくり麓まで下りればいいや。
600円浮くし、一石二鳥。なんてことを考えながら、バスに揺られていきました。
それにしても、早池峰山は人気があります。
シャトルバスが1台では間に合わず、2台での出発でした。

小田越登山口には7時頃到着。
小田越登山口
ぐずぐずしてると登山渋滞に巻き込まれるかもと、軽く体操をしてトコトコ。

樹林帯を抜け、1合目に出るとすでに多くの人が登ってました。
ちょこっと登ると最初のウスユキソウに出会います。
ウスユキソウ
おいらは「ハヤチネウスユキソウ」と思っていたのですが、このあとウスユキソウの群落を見てた人達の
脇を抜けるとき、説明してるのが聞こえました。「あれはミヤマウスユキソウですね」と・・・
ん?と、足が止まります。さっき撮った画像と比べてみましたが、どこが違うのかわかりません。
ということで、上の写真はどちらか断定できず。

この日、風が強くて、向かいの薬師岳との間を雲が凄い勢いで流れてました。
薬師岳
風が強いおかげで、花の写真はピンぼけばかり。
ウスユキソウをはじめ、ホソバツメクサ・ミヤマオダマキ・ナンブトラノオ・ミヤマアズマギクなどが咲いてました。

エッサホイサと上がって御田植場。
御田植場
ここまで上がったら風がおさまります。ちょうど早池峰山の山頂が風よけになっているからでしょうか?

そして御田植場はお花畑になってました。
コバケイソウ
コバイケイソウ・ヨツバシオガマ・イワカガミなどなど
ほかに白い花が周りにたくさん咲いてましたが、調べきれず・・・

と、花を見ながら山頂到着。
早池峰山頂

山頂は、ほぼ雲の高さ。ちょっとだけ上でしょうか?
遠くまで見渡せるんですが、雲が目線の高さで遮ってました。
雲の合間に岩手山
それでもなんとか岩手山を確認。

記念写真を撮って・・・・
登頂記念

向かいの薬師岳に知り合いの旦那さんが登ってるそうで、時間的にみればそろそろあちらも山頂と
目を懲らして見ましたが、見えません。一応、手を振っておきましたが、気づいたでしょうか?(笑)

雲の上まで片道切符で来れましたが、帰りの切符はありません。
一息ついたら、下山開始。シャトルバス代、600円分を歩いてくだります。
トコトコ下りて行くと花がいっぱい。おまけに展望いい。これはいうことありません。
鶏頭山方向
ミヤマオダマキ・シロバナ
花のコラボレーション
雲の高さの道
いや、これはすばらしい。
あっちをみながら、こっちをみながら、のんびりと歩いていきます。

だんだん中岳が近づいてくると雲の下に出て・・・
雲の下
麓の様子も見えてきます。

岩に登ったりして景色を眺めてると、次々と後から来た人に抜かれました、
鞍部に下りてきたので、ちょっと足を速めると樹林帯。
先行していた人が、スッパツを直してる間に追いついて、いろいろ聞きます。
樹林帯を抜けると中岳と聞いて、一気に山頂と、目の前のピークに上がってみたら、まだ先がありました。
また樹林帯に入って、ゴゼンタチバナ・コバイケイソウ・ギンリュウソウを見ながら山頂へ。

先行していた単独行の方とご夫婦の方が休んでました。
中岳の山頂は岩の上でヨイコラショと上がりますが、ちょうど雲がかかって遠望きかず。
とりあえず登頂記念写真を撮りました。
中岳登頂記念

ここから先が大変で、まず岩場の洗礼を受けます。
よじ登ったり、トラバースしながら下りたりとかなりアスレチック。
先行していた夫婦の方に追いついて、ルートを教えてもらって、岩場を脱出。

そこから樹林帯に入ると今度は一転滑りやすい道に変貌。
泥で滑りやすく、その泥が付いた靴で、所々に出ている露岩に乗るとますます滑りやすい。
気をつけていたんですが、下ばかり見てて、枝に帽子をはじかれて、バランスを崩してしまい
んっと踏ん張ったら、岩の上。ズルリと滑って、藪の中にすっころぶ。
この時、調子の悪い右膝を痛めてしまいました。

軽く曲げるのは大丈夫だけど、深く曲げると痛みます。
ゆっくりと歩いてみると、それほど痛みは出ません。
ここからはペースを落として歩きます。
一休みしたいところでしたが、ずっと樹林帯。
なかなか休めそうなところがありません。

ようやく展望のいいところに着いたら、先に行った単独行の方が休んでいました。
ちょうどお昼ということもあって、おいらも一休み。
足を曲げられないので、腰掛けられるところを選んで昼食を広げてると、
ご夫婦の方が追いついてこられて、お話しながらの昼食になりました。


話をしてると鶏頭山までまだまだありそうですし、足も不安だしと先に出発。
そこから少し下ると「水場あり」の表示あり。
水場ありの標識
北に100mほどだそうで、水は間に合うくらい持ってましたが、ちょっと行って見ることにしました。
下っていくと、沢が流れてるところに出ます。
水量があまりなく、汲むのが大変そうなので引き返します。
ちょうど分岐まで戻ってくると、先ほどのご夫婦の方に出会って、水場の報告をしてコースに復帰。
コースは相変わらずの樹林帯。足が痛みますが、休めそうな場所がありません。
ゆっくり歩いてますが、あちらのご夫婦も足に来てるようで、あまりペースが上がらない様子。
そうこうしてるうちに、ひょっこり岩場に出て、そこでご夫婦と一緒にしばし休憩。

下を眺めると岳の町並みが見えます。
と言うことは、目の前のピークが鶏頭山では?と歩き始めるとコースはピークを迂回するようになってました。
おかしいと思ってると鶏頭山が現れます。
ああ、これはニセピーク、ニセ鶏頭はこっちにもあったのねぇ。と、ちょっとショック。

気持ちが折れそうになりながら、鶏頭山山頂にたどり着きました。
鶏頭山頂
鶏頭山山頂はトンボと蝶が舞う気持ちのいい山頂。
山頂プレートが三角点の脇にありましたが、文字がすっかり消えていたので
標柱のプレートで登頂記念写真。
登頂記念
足の調子がよければ、もう少しゆっくりしたいところでしたが、いつ痛み始めるかわかりません。
なるべく下に降りたくて、先を急ぎます。
ご夫婦の方はしばらく休んで降りるというので、先に出発。

傾斜が急になってきて、膝が痛み始めましたが、ニセ鶏頭になんとか到着。
ニセ鶏頭山頂

ここまで来ると車のある『岳』集落の風景がすっかり見渡せます。
大迫方面
景色はいいのですが、あそこまで歩くことを考えたら、ガックリ。

と、一応記念写真パチリ。
ニセ鶏頭「下」頂記念?
いつもだと「登頂記念」なんですが、下ってきたんで登頂とは言えないなぁ。
なんてことを考えながら、山頂直下ハシゴを後ろ向き降りてて、横切ってる木の枝にザックを引っかけ
よろめいてしまいました。
やっぱり足が疲れていたんでしょうね。踏ん張りがつかず、右膝をひねってしまい痛み出します。
山頂直下の岩場の急登をヒィヒィいいながら降りて樹林帯。
春に来たときはすっかり雪原でしたが、今は笹藪の道でした。
樹林帯

避難小屋まできた頃には、左足のかかとが痛み出して、ようやく歩ける程度になってました。
それでも休み休み下りていたのですが、里に近づくにつれて、虫が多くなってきます。
ちょっと休もうとすると襲撃にあって、休むのもままならず、ヒィヒィ・ヒィヒィと下って
鶏頭山登山口に到着。
鶏頭山登山口
なんと鶏頭山山頂から3時間かかってました。

ふらふら・よろよろと駐車場にもどると、真ん中にポツンとバッカス号。
時計を見ると車を停めてから約11時間。
無料の駐車場でよかった。(笑)


小田越登山口は標高1250m付近、7時頃出発して、早池峰山山頂1913.6mには9時頃到着。
下りはのんびりと歩いて、中岳山頂1679.1mを10時50分頃通過。
それからヒィヒィいながら鶏頭山山頂1445.1mに14時頃着。
そこから岳の駐車場510m付近到着がほぼ17時。
車を停めたのが6時頃でしたから、ほぼ11時間の山行でした。

今回のログ記録。
早池峰山下山ログ
ピンク色が計測出来なかった部分。鶏頭山の下山部分はバッテリー切れでした。
歩行距離は10.94kmが記録されてましたが、計測部分だけですので、おそらく13kmぐらいでしょう。


この次は「往復切符」で雲の上まで・・・
と、心に誓った日でした。
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  1. 2011/07/18(月) 15:10:42|
  2. 早池峰
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女神のいる山(早池峰山)

遠野三山には、それぞれ女神がおります。
それについては前の記事(←クリックで飛びます)を読んでください。
早池峰山にはおはやさんがおられます。そこに『おはやのにごり酒』を奉納しに行くのです。
本来なら、土曜日に行こうと考えてたのですが、天気が悪く、日曜日に延期しました。
が、この日はバドの大会がある日、応援にも行かねばなりません。
なんで、早朝登山を計画しました。

早朝4時起きしたら、厚い雲が空を覆ってます。
今日は景色を楽しむわけでないからと、決行を決めて準備して出発。
山を眺めながら車を走らせますが、道のすぐ側に見えるはずの朝島山ですら見えません。
折壁峠抜けるときなぞ、ガスで周りの視界はあまりなし。
早池峰ダム
早池峰ダム脇でもガスで山は見えません。
こりゃ、今日は展望は期待出来ないなぁ。と思いながら車を走らせます。
ところが標高が上がって行くにつれ・・・

おお? おぉぉぉ! これは・・・

ガスが取れ、青空が広がってました。

というわけで、小田越登山口から張り切って出発!これが6時頃でありました。
小田越登山口
樹林帯をトコトコ、ショウジョウバカマとヒメイチゲがちらほら咲いてます。
雪渓を抜け、岩場に抜けてさらにトコトコ。
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ

ヒメコザクラ
ヒメコザクラ
が、花盛り。

花を見ながらテクテク上がって行くわけですが、5合目を過ぎたあたりから体が今一つ動きません。
寝不足? 疲労が溜まってる? なんて原因を考えてみたら、朝食がまだでした。
単なるエネルギー切れであります。

七合目あたりで一休み、バナナを食べながら、目の前の薬師岳と遠野盆地を眺めます。
薬師岳と遠野盆地
平地が雲海で覆われているのがわかるでしょうか?
おいらは雲海を抜けて来たわけですね。

鎖場を上がって「御田植場」、雪がたっぷり残っていて、気がついたら・・・
御田植場
岩手山と姫神山が見えた。おぉぉぉぉ!であります。
実は早池峰山には何度か登ってますが、岩手山まで見えたことがありません。
何故かいつもガスで遠望がききませんでした。テンションが上がります。

8時チョイ前、山頂到着。
早池峰山山頂

まずは記念撮影をして・・・・
登頂記念、早池峰山
「おはやのにごり酒」を奉納して、いろいろ祈願する。

それからのんびり朝食を取ってると、ご夫婦の方到着。
食事を済まして、周りを探索してると、五葉山はどこか聞かれました。
自信はないけど、方角から言えばあの山ではと答えて、これからは地図も持って上がれば、と思ったりして。^^;

神社の裏の一番高いところに登って・・・
東側の展望
早池峰山展望1

西側の展望
早池峰山展望2
雲海の下に、おいらの住んでる盛岡がある。
と展望を楽しんだところで・・・

早池峰山の名前の由来は諸説ありまして、代表的なのは3つ。
(1)アイヌ語の「パヤチカ」「ハ・イア・チ・ネイ(実に接近している山々)」「パ・ヤ・チネカ(パは東、ヤは陸、チネカは脚)」が転じたという説。
(2)疾風=「ハヤチ」の吹く山なので早池峰山という説。
(3)山頂の開慶水(かいけいすい)は、手を入れたり水を飲んだり、人の影が池に映ると水が枯れてしまいます。水が枯れてしまった時は、修験者に頼んで祈願してもらうと、すぐ元に戻るという言い伝えがあり、湧いたり枯れたりすることが早いことから「早池の峰」と呼ばれた。
で、この3つめの説の開慶水ですが、これまた今まで見た事なかったんです。
ウロウロ探したら神社の裏にありました。
ほほぉ、これがそうかぁ。と眺めました。
あえて写真は載せません。山頂に行った人だけのお楽しみにしましょ。(笑)

8時30分下りに入ります。この天気、剣ヶ峰の方まで足を伸ばしたかったのをグッと押さえ、小田越を目指します。
トコトコ標高を下げていくと、登ってくる方達とすれちがいます。
登山の方々
さすがに人気の山だけに次々と上がってきます。挨拶しながら小田越まで下りてきました。
そこで気がつきましたが、来週13日から通行規制が始まるようです。

帰りに車で下って行くと河原の坊では多くの人が道にあふれてました。駐車場はすでに満杯。
ちょっとの間だったけど、山頂を一人占めできたのはラッキーだったかも。
少しばかり優越感に浸りながら、盛岡に向かう。

この次はゆっくりのんびり登ろうと心に決めた日でした。 ←よければクリックお願いします。
  1. 2010/06/06(日) 20:51:57|
  2. 早池峰
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早池峰、再チャレンジ!!

朝起きると、岩手山がくっきり見えた。

それから天気予報をみると「晴れ」の予報。

天気図も確認すると、高気圧が頑張ってるようだ。

これはチャンスに違いない。

昨日、断念した早池峰にいそいそと向かう。










が・・・・








おいら、よっぽど早池峰に嫌われたのか、頂上はガスの中。
早池峰山頂

風が強いのでもしかすると吹き飛んでくれるかもと期待して登ったのだが・・・

早池峰頂上
やっぱりガスの中。

それでも、しばらく粘って、一瞬の切れ間に見えた展望はやはりすばらしいものでした。
頂上からの展望
クリックで大きいのが見れます。

で、バッカスマグのコーヒーを飲んで、すたこらさっさと下山する。
だって・・・
雪
周りはこんなでしたもん。昨日雪が降ったんですって、寒くて寒くて・・・・ 

下山途中、只者ではないお母さんに遭遇。
下山途中
子供を背負っての登山である。子供が泣くのをあやしながら、とことこ下りて行く。
滑りやすい岩場だったので、気になって勝手にストーカーをしたが、
(美人のおかあさんだったせいもある。(∩。∩;)ゞテレテレ・・・)
おいらよりしっかりした足取りで、しかもペースは速い。
確実に背負ってる重量はおいらの背負ってるのより重いはずなのに。

おいらが手を貸せたのは、子供を背負いなおす時だけでした。

母は強しと言うべきか、このおかあさんが凄いのか・・・・

おいら的に完敗でした。

山には凄いものがたくさんあるなぁ。

もう一つ・・・ [早池峰、再チャレンジ!!]の続きを読む ←よければクリックお願いします。
  1. 2009/10/12(月) 17:13:40|
  2. 早池峰
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バッカス

Author:バッカス
岩手県中央部に生息中のタヌキです。
ちょっと前は太っ腹とたまに言われましたが
最近はセクハラと言われること多し・・・

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