最初、赤林山は登山者に不人気というのが印象にありました。
ネットで調べてみると、大抵葉が落ちて見通しのいい時に登ってる記録が多い。
そこで初登頂の時は、秋の葉が落ちた頃に出かけたわけですが、天候急変で雪のため散々な目にあった山です。
その時は、ただ登って下りるのはと、南昌山に抜けるコースを考えたわけですが、歩いてみるとコースナンバーが
あって、ちゃんとコースとしてあるのがわかりました。
赤林山登山口が№1、赤林山頂上が№2、№3は確認出来ませんでしたが、たぶん縦走路との分岐でしょう。
そして、毒ヶ森登山口が№4、南昌山の西側登山口が№5,山頂が№6のはずですが、見落としたみたいです。
あとは№7・・・と続くはずですが、5合目の通称「南昌山の肩」のところには表示がないので、南昌山神社に
下りる登山道側についてるかもしれません。
と、前置きが長くなりましたが、そのコースをテクテク歩きましたので、その報告をば・・・<(_ _)>
まずは赤林山から・・・
今回、登ろうと思ったのは、赤林山は展望こそよくありませんが、春は「お花の山」でイワウチワ(岩団扇)が咲き誇る花好きな登山者には有名な人気の山でした。そこで見に行こうと思ったからです。
登り始めたのは8時頃でした。
入り口付近には多くの足跡が残っていて、人気のほどがうかがえます。
その辺りには、カタクリ、キクザキイチゲが咲いていましたが、そろそろ終盤のようでした。
でも、ニリンソウはこれからのようです。

トコトコ登って南昌トンネルの上付近。ここ辺りにイワウチワの群落があります。

登山道の両側にありました。なかなか見事でありました。
そこを過ぎると、踏み跡が薄くなっていました。
どうやら山頂まで行かず、花を楽しんだら戻る人が多いようです。
途中、自然の凄さ発見!

プレートが飲み込まれておりました。
さて、赤林山は「にせピーク(山頂に見えるところ)」があります。
前回登った時は天候が悪くて見通しがきかず、ようやく山頂と思ったら、後ろにデンと控えていてがっくりきた
事を思い出しました。
今回は天気がよくて、後ろに山頂が見えるのがわかりました。だまされずにペース配分して登ります。(笑)
約2時間程で赤林山山頂(855m)に到着。

登山口からの標高差約605mありました。やはり展望はよくありませんでした。
でも、うっすらと盛岡の街並みが見えました。
一休みして、ここから縦走路に向かいます。
ここからは登山道がはっきりしません。
前回は先行した
ほっつぎあるきさんの踏み跡が途中まであって助かりましたが、
笹藪で見失い、ピンクリボンを目安に歩きました。
今回は最初からピンクリボンを頼りに歩きます。30分ほど歩いて861mの無名の山頂に着きました。
前回は遠くまで見通しは聞きませんでしたが、今回は木々の間から岩手山が見えました。

そこから10分ほどで縦走路に出会います。
縦走路№20が木の上の方にあり、ここから右手に下りて行くのですが、左手の方が踏み跡がはっきりしています。
左手に20mほど下がると大きな№19の表示がある木があって、ここは展望がいい。

目の前に邪魔な木がないのでよく見渡せます。
ちなみに19番の木はこんな木です。箱ヶ森方向から来ると№19が見えます。

前回はここから南昌山方向に行きました。
と言うのは、下りてきて左方向にピンクのリボンが見えたからです。
どうやら20番まで行かず、ここから向かう人が多いようで、しっかり踏み跡がついてました。
ここから縦走路を経て南昌山に向かうのがコースなんですが、今日は寄り道、ここから箱ヶ森に向かいます。
箱ヶ森編に続く
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- 2010/05/03(月) 09:10:54|
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赤林山は通勤の時、南大橋を渡るとちょうど西側の正面に見える山だ。
隣の南昌山より高いし、盛岡から見ると箱ヶ森の手前に聳え立ってる。
南昌山・箱ヶ森ともひけをとらないのに、紫波三山には入っていない。
登山には人気がないのだ。
というのも、名前が示すとおり、頂上が林で囲まれていて、展望がないからだ。
おいらは落葉の頃なら、木々の間から盛岡が見えるはずと、チャンスを狙っていた。
赤林山南昌山の麓の矢巾温泉から尾根沿いにとことこ上って・・・

山頂へ。が、予想に反して盛岡は見えません。(T.T)
実は途中で天気が崩れて、雪が降ってました。
で、とっとと退散。
帰りは紫波三山継走路から、南昌山に降りることにしていた。
ピンクのリボンを頼りに、笹藪こぎをしながら、後ろ側の861mの無名のピークで、昼食。
そのうち雪が止んで、太田薬師方面が木々の間から見えた。
そこから歩き出したのはよかったが、雪と落ち葉で滑りまくりました。
気がついたら、いつの間にか継走路に入っていたようで、目の前には23番のマークが・・・
そんなこんなでテクテクと継走路を南昌山へ向かいます。
途中で・・・

「秋の銀龍草の生息地」に出会いました。すっかり時期を逃したのが残念!
そして、南昌山の手前からまた雪が・・・
振り返ると、西側の山がかすんで見えません。
これは本格的なものかと、南昌山をあきらめて、裏ルートを登山口へ。
そこで気づきました。

わかりますか?雪の結晶が・・・
もっと、綺麗なものがありましたが、手袋に触れた途端に細かい模様が消えてしまいました。
思いもかけず雪中登山でしたが、この雪が見られただけで、苦労が報われた気がします。
最後は・・・

南昌山神社に無事を報告して、帰宅。
帰り道、振り返ったら、南昌山も赤林山も見えません。
無事に降りられてよかった。
赤林山から継走路までの道、誰も歩かないらしくて、道を見失うことが何度も。
晴れていれば、周りが見えて位置がわかるけど、雪が降れば真っ白。
こりゃ、遭難か?と思ったりして。
笑い話で済む、登山でありたいものです。(;^_^A アセアセ…
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- 2009/11/03(火) 18:33:33|
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